こんにちは😊
こちらでは、私の社会福祉士の資格や相談支援の学びを元に、人の心を開き、信頼されるための上手な悩みの聞き出し方について書いております💕
前回までは、
- 相談を聞く目的は話を聞くこと。解決することではない!
- 相手の悩みをクリアにするよう導く!
- 相手の緊張を解く!
- 傾聴の姿勢で聞く!
ということをお伝えしました✨
詳しくはこちらをご覧ください👇
syakaijinwointaishimasu.hatenablog.com
syakaijinwointaishimasu.hatenablog.com
今回はその続きを💕
そして、悩みの聞き方についての記事は最後になります😊
大切な人の心を開いてサポートできるよう、この記事で一緒に学んでいきましょう✨
(この記事では、相談に乗る側をカウンセラー、相談する側を相談者と表記します。)
5. 相手の全てを受け入れる!
まずはラポール(信頼関係)を形成することが最優先!
相手の悩みを聞く段階では、相手を否定しない、自分の考えで相手をジャッジしないことが重要です。
相手が自分と違う考えを持っていても、許せないと思っても、無条件に相手の全てを受け入れるということです。
もちろん、相手の課題に対して何か行動を変えたり改善したり、相談者と一緒に解決策を模索していく段階も後々に必要になってくるかと思います。
その時は、間違いを指摘したり、改善を指示したりすることもあるかもしれませんね。
しかし、このようなアドバイスをする段階は、もっと先です。
相手の悩みを最初に聞いた段階ではありません❗️
最初に相手の悩みを聞き出す段階では、ラポール(信頼関係)を築くことが最優先です✨
アドバイスや指摘を素直に受け入れることは、信頼関係があるからこそできることなのです。
信頼関係ができていない時にアドバイスをしたところで、相手の心に届きませんし、逆に信頼関係を壊してしまうことになります💦
まずは、「この人にならなんでも話して大丈夫なんだ!」と相談者に安心してもらえるようにしましょう😊
「私はあなたの味方ですよ!全部受け入れますよ!」という姿勢を見せてあげることで、相手との距離を縮めることができるでしょう✨
意見の押し付けは絶対NG!冷静を保つために、相手との距離感を見極める!
「相談に乗るよ!」と言っている上司や先輩、家族がよくやりがちなのが、熱くなって自分の意見を押し付けてしまうケースです💦
「相談に乗ってあげたのに、なんか距離置かれた…?」と感じているそこのあなた❗️
「私はあなたが間違ってると思う!」
「あなたが〇〇だからダメなんだと思う!」
「もっと〇〇してみたら?」
なんて言ってませんか…?
また、「悩みを聞く」と言っていたのに、自分のアドバイスや自分の考えばかり話していませんか…?
相手の話を最後まで聞こうともせず、食い気味で話に割り込んできては、「それはあなたの考えが甘いからでしょ!?何でこうしないの!?」と感情をむき出しにしていませんか…?
人の悩みを聞くという目的は一体何処へやら…
もはや自分の考えを押し付けることが目的となって、ただただ相手を否定しているだけ…
これ、ファミレスや居酒屋でよく見かける光景です…
本人は気付かないと思いますが、はたから見ているとただのいじめにしか見えません(^^;;
もしかしたら、家族など大切な人だからこそ感情的になってしまうかもしれません💦
ですが、絶対にNGです❗️
悩みを打ち明けた人間からしたら、「相談する人を間違えたな…」としか思われず、もう一瞬で人間関係が崩壊です。
相談支援の基本として、自分の考えで相手を否定をしたりジャッジをしてはいけません❗️
なので、相談に乗る側の人は、冷静な判断力を保っていなければなりませんね。
そして、冷静さを保つには、相手との適度な距離感を見極めなければなりません❗️
例えば、相手の悩みを聞いてる時に、
「自分だったら〇〇するのにな…」
「どうしてそんな小さなことで悩んでるの?」
と、自分を主体にしてしまうと、適度な距離感を保てなくなってしまいます💦
感情移入して熱くなりやすいですし、自分の考えとちょっと違うだけでも相手を否定したりジャッジをしてしまいます💦
相談者である相手が悩みを話しているときは、その主体は相手になります✨
「相手が〇〇をしないのは、どんな理由があるのかな?事情があるのかも?」
「小さい悩みに見えるけど、相手からしたらとてつもなく大きな悩みなんだな」
と、目線を変えてみましょう😊
自分にとって受け入れ難いことであっても、まずは相手の考えを尊重してあげてください❗️
相手の話を全力で受け止めることに集中しましょう✨
6. 相手の気持ちに共感する!
共感というのは、相手の気持ちに寄り添い、その気持ちを受け入れることです✨
相手に共感を示すコツ!
例えば、
相談者:「最近仕事でミスばっかりしてしまうんです…」
カウンセラー:「人間は必ずミスをするとわかっていても、ミスをすると落ち込んでしまいますよね。具体的にどんなミスをしたのでしょうか?」
と答えるとします。
下線部を引いた箇所が共感を示している部分です。
他にも、
「私も、仕事で失敗した時は本当に落ち込みますし、自分がダメな人間だと思ってしまいます…」
「一度ミスをしてしまうと、歯車が狂ってしまって、いつもならしないようなミスまで連発してしまいますよね…」
などの言葉も共感を示すことになります😊
相談者は、「こんなことでミスしたり、小さなことで落ち込んで悩んでるなんて、自分はおかしい人間なのだろうか…?」という不安を抱えています。
そんな時に、「大丈夫だよ!」「頑張って!」という励ましや、「そうやって成長するんだよ!」といった前向きな言葉は、相談者を追い詰めて苦しめてしまう可能性が高いです💦
励ましや前向きな言葉はもちろん素敵なことですが、まず最初は「あなたの気持ち、わかりますよ。」と気持ちを受け入れてみましょう✨
「ああ、自分だけじゃないんだ」
「自分はおかしい人間じゃないんだ」
と、相談者を安心させることができます💕
ただ、何でもかんでも「わかるわかる!」「みんなそうだから大丈夫だよ!」と言ってしまうのはNGです💦
相談者からしたら「自分の悩みをないがしろにされてる…」と思われてしまいます😢
なので、相談者が今どんな言葉を欲しいのか、タイミングに気を付けましょう✨
相手の気持ちを代弁してあげる!
もし、カウンセラー側に余裕があれば、相談者の気持ちを代弁してあげましょう✨
前にも述べた通り、相談者はぐちゃぐちゃな気持ちを抱えています。
なので、カウンセラーからヒントを出してあげることで、相談者の気持ちが整理できるよう導くことができます😊
例えば、
「仕事でミスをして落ち込んでしまうのは、あなたが周りに迷惑をかけたくないと優しい気持ちを持っているからではないですか?」
「もしかして、今いる環境がミスをしてはいけないというプレッシャーを与えてしまっているのでしょうか?」
などなど…
相談者が「言いたいのに言えない…」という気持ちを、代わりにカウンセラーから言ってあげましょう💕
そうすることで、相談者も「あ、ここまで本心を言ってもいいんだ!」と心を開いてくれるでしょう🎶
7. 相談してくれたことに感謝!
相談者の悩みを一通り聞き終わったら、必ずして欲しいことがあります。
それは、相談者に感謝をすることです✨
なぜ感謝をするのか?
悩みを人に話すというのは、ものすごい勇気が必要です。
相談者は、「ダメなやつだと思われたらどうしよう」という不安や恐怖を抱えながらも、勇気を振り絞って、悩みをさらけ出してくれるのです。
なので、必ず、「悩みを相談してくれて、ありがとう!」と伝えてあげてください💕
私は出産直前のマタニティブルーがかなり重く、地域の相談窓口で話を聞いてもらったことがあります。
マタニティブルーは、何となく不安だったり、何となく恐怖を感じてしまうものなので、何をどう話して伝えればいいのか全くわかりませんでした💦
ぐっちゃぐちゃで、全然まとまってなくて、自分でも何を言っているのかわからない、意味のない話を、だらだらと、ひたすら話しました。
他の人には「もっとまとめてから話してよ!」なんて言われたこともありました。
ですが、地域の相談窓口にいたカウンセラーさんは、そんな話を最後まで聞いてくれました。
そして私が悩みを一通り話し終えた後、カウンセラーさんはこう言ってくれました。
「〇〇さん(私)が今悩んでいることは、とりあえず一旦脇に置いておきましょう。」
「それで、今のお話を聞いて、〇〇さん(私)のとっても素敵だなと思ったところをお伝えしてもいいですか?」
「それは、その悩みを人に話してくれたことです!本当にありがとう!」
この言葉で、涙が溢れ出しました。
私の全てが救われた気がしました✨
初対面ですし、電話だったので顔もわかりませんでしたが、「ああ、この人に悩みを相談できて本当に良かった!」と心から思えたのです😊
このように、カウンセラーの最初の一言で、相談者を不安や恐怖から解放することができるのです✨
相談者の存在自体に価値があると教えてあげる!
その他にも、
「ミスして迷惑かけないように、周りの人を思いやってくださってるんですね。職場の人の代わりにお礼をさせてください。ありがとう!」
「なかなか悩みが言い出せなかったのは、周りの人に心配をかけないようにして下さったんですね。気を遣ってくれてありがとう!」
など、何でもいいので「ありがとう」と伝えてみましょう💕
「ありがとう」って、人を幸せにする最強の言葉ですよね✨
この言葉は、自分の存在にはちゃんと価値があると気付かせてくれる言葉です😊
また、
「私はあなたの話を全部聞きますよ。」
「私はあなたの味方です。」
とも伝えてあげましょう✨
こんなに心強い言葉はありません❗️
相談支援のスキルを学べるサービス3選!
相談支援のプロの需要は近年増加しています✨
相談支援は、家族、子供、部下、後輩、夫婦、恋人など身の回りの大切な人を守るためだけではありません❗️
- 仕事で結果を出す
- 従業員のマネジメント
- 自宅での開業
- セミナー講師
など様々な場所で役立てることができますよ💕
また、医療や福祉の現場だけではなく、教師や保健教諭・スクールワーカーや美容師・ネイリストなど1対1で人と関わることが多いお仕事の方には必ず役立てます🎶
では、オススメのサービスをご紹介します👇
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短期間で一人前のカウンセラーになれる講座です✨
人間関係のトラブルを回避できたり、自分の心のメンテナンスにも役立てますよ😊
管理職の方にもオススメですし、自宅でサロン開業を目指す方にもオススメです💕
formie(フォーミー) のメンタルヘルス・スペシャリスト
ストレスと上手に付き合い、充実した毎日を過ごすためのサポートをする専門家です✨
うつ病や不安障害などの対処法や、メンタルヘルスに問題を抱える人に寄り添いサポートするスキルを身に付けることができます🎶
自宅サロンの開業やセミナー講師としても役立てる資格です✨
臨床心理士のようなメンタルケアの専門家でなくても、カウンセリングが必要になる場面は様々あります。
こちらでは適切な距離を相手と保ちつつ、悩みを聴くことができます✨
「悩んでいる人の役に立ちたい」とお考えの方にオススメですよ💕
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お小遣い稼ぎから副業やフリーランス、スキルアップの経験の場としてもご活用できますよ😊
「誰かの話を聞いて心を楽にしてあげたい!」という人にオススメです💕
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ブラック企業の悩みや職場でのハラスメントの悩み、結婚前や結婚生活・結婚相手の悩みなどを聞いて頂けます😊
それ以外の悩みでも、無料相談が利用できますので、どんな悩みでもお気軽にご相談ください💕
まとめ
いかがでしたか?
相手の心を開くための上手な悩みの聞き出し方について、この記事では
- 相談の目的は話を聞くこと。解決することではない!
- 相手の悩みをクリアにするよう導く!
- 相手の緊張を解く!
- 傾聴の姿勢で聞く!
- 相手の全てを受け入れる!
- 相手の気持ちに共感する!
- 相談してくれたことに感謝!
と、まとめさせて頂きます😊✨
大切な人をサポートするために、悩みを抱えた人を優しく包んであげましょう💕