こんにちは❤️
この記事では、マイホームの購入について書いております🎶
前回ではお客様とのトラブルで最も多い、不動産契約の解消による手付金の返金はできない!という記事を書いていきました👇
syakaijinwointaishimasu.hatenablog.com
この他にも、マイホームの購入の際にはトラブルがよく起こります💦
今回は、不動産契約時のよくありがちなトラブルとして、住宅ローンにまつわるトラブルをご紹介していきたいと思います✨
「住宅ローンの審査に通らなければ話にならない!」といったご家庭もあるかと思います❗️
トラブルを回避するためにも、是非ご参考にしてください😊
トラブル①住宅ローンが通らない!?
住宅ローンについて、間違った認識をお持ちの人が多く見られます💦
実は、住宅ローンの審査に通らないケースってかなり多いのです😓
特に若い人ですと、親族に「家は早く買いなさい!お金は銀行が貸してくれるから!」などと言われ、お金がないのに家を買おうとする人が多いのです💦
詳しくはこちら👇
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学生はNG!勤務実績が1年以上は必要!
私が見たお客様で、就職先の内定が出た大学生の息子様名義で住宅ローンを利用し、マンションを購入しようとするお母さんがいました。
もうお気付きの人もいるかもしれませんが、この息子さんが住宅ローンを組むことはできません(^^;;
「息子さんは学生さんなので、住宅ローンの申込みはできません。」と申し上げると、お母さんは、「内定が出て働く会社が決まっているんだから、住宅ローン利用できるでしょ?」と言ってひどく驚いたご様子でした💦
住宅ローンの利用は、会社に在籍することではなく、会社に在籍して勤務をした実績があることが条件になります❗️
また、実績があればいいという話でもなく、勤務1年でも短いと判断され、審査に通るか通らないか際どいところになると思います💦
なので、学生という立場での住宅ローンの利用はできません…。
住宅ローンは、お金がない人ではなく返済能力のある人が利用する!
他にも、「わざわざ今この状況で家を買わなくても…」というお客様が高級マンションを買いに来て、案の定住宅ローンの審査に通らないケースが非常に多いです💦
- まだ経済力が安定していない
- 所得に関わらず、収入のよりも返済の方が異様に多い
- 所得に関わらず、貯金(自己資金)が全くなく、手付金が支払えない
などなど…。
おそらく、
「賃貸でいくら家賃を払っても物件が自分の所有物にならないのであれば、住宅ローンの支払いをして物件を資産にした方がいい!」
「早く家を買って、家賃を支払う期間を少なくしよう!」
とお考えなのかもしれません。
確かに、その考えは間違っていません。
ですが、苦しい経済状況で家を買ったとしても、住宅ローンの返済でさらに苦しくなってしまいます💦
この先には長い長い返済が待っているんです。
知っておいて頂きたいのは、住宅ローンを利用する前提として、返済能力があると銀行から判断される必要があります❗️
住宅ローンを利用するには、経済能力や将来性、資金力、勤務先の信頼性などを徹底的に審査されます💦
それだけではなく、住宅ローンを利用する上で、団体信用生命保険に加入する場合は、健康状態や過去の病歴なども徹底的に調べます💦
詳しくはこちらをご覧ください👇
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ですので、「お金がないなら住宅ローンを利用すればいい」というのは間違った認識なんですね😅
また、通常の住宅ローンの利用方法として、頭金や手付金はキャッシュで支払い、その残額を住宅ローンとして支払います。
しかし住宅ローンの中には、頭金を含めた物件価格の全額を借りるフルローン、頭金だけでなく購入の手続にかかった費用(不動産屋の手数料や登記の費用など)も含め、物件価格以上の金額を借りるオーバーローンがあります。
このフルローンやオーバーローンも、返済能力のある人でないと利用できません💦
経営などに精通している人が、キャッシュを手元に残すためにフルローン等を利用するケースが多いです。
さらに、貯金がなくて手付金が払えないパターンも非常に多い💦
手付金の場合、貸付も分割払いも禁止されています💦
ある程度まとまった現金が必要です❗️
貯金が不十分な場合、手付金をやや少なめで徴収し、残額をローンで組むという方法もありますが、必ずそれができるとは限りません(^^;;
それに、少なめの手付金であっても百万単位で必要になるかと思います💦
手付金について、詳しくはこちらをご覧ください👇
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ですので、「頭金や手付金を支払う貯金がないからフルローンを利用したい!」というのはNGです💦
このように、収入も貯金もなければ借金も多いお客様が数多く不動産屋に訪れます。
しかし見ていると、「住宅ローン全滅!だから家は買えない!」というパターンは少ないように思えます❗️
それは、不動産屋さんが銀行に交渉したり一緒に返済方法を模索したりして、なんとか審査に通るよう努力してくれているからなんです✨
住宅ローンの返済は自分しかいない!
住宅ローンの審査に通って終わりではありません。
審査に通った先には、気の遠くなるような返済が待っています。
首都圏ですと安い物件でも、皆さま毎月7万〜10万の住宅ローンを支払っていると思います💦
どんなに返済がキツくても、返済をしてくれるのは自分以外に誰もいません。
無理のないローンなのかどうか、自分で見極めることが大切ですよ✨
賢いマイホーム選びをするために、まずはこちらのようなアドバイザーに相談してみましょう👇
価格情報や客観的な評価などをチェックできます😊
また、年収の高い学区ランキング など子育て世帯の気になる情報も見ることができますよ🎶
他にも、LECの通信講座 やスタディング でFP(ファイナンシャルプランナー) を勉強しておくと、住宅ローンの知識を学ぶことができます✨
トラブル②ローンの審査で借金が発覚!
新婚さんや婚約したカップルは要注意!
不動産業界は、結婚前や結婚したてで幸せいっぱいのお客様がたくさんいらっしゃいます💕
物件見学中、ずっと手を繋いで身体をぴったりくっ付けているカップルも…笑
物件担当者の蚊帳の外感ハンパないったら(^^;;
高級な家具や食器で内装されたキラキラしたモデルルームに目を輝かせて、夢を膨らませています✨
そんな時に住宅ローンの事前審査を行い、パートナーに多額の借金があることが発覚❗️
「え?そんなの聞いてない…」的な、なんとも気まずい空気になるパターンがいくつもありました😅
おそらく帰り道が修羅場になっているケースも多かったのでは…💦
私のいた販売所に、新婚のご夫婦のお客様がいらっしゃいました。
共働きで年収も自己資金も不足はなく、住宅ローンに通るだろうと思っていたお客様でしたが、結果はまさかのローン否認。
原因は…旦那様のクレジットの返済。
昔の買い物の支払いを、今でも月何十万もしているようで…。
旦那様に「あなたの借金が原因でローンに通りません…」と連絡すれば、「妻には内緒にしてくれ!」とのこと(^^;;
この「内緒にして!」パターン、かなり多いです…💦
しかし、奥様としては、「なんでローン通らないの!?」って感じですよね💦
結婚して生計を共にする以上、内緒にしておくことなんてできません…。
結局のところ、旦那様から奥様に正直にお話しして貰い、夫婦で話し合ってもらうしかありません。
ありのままに話せば、「そんなにあるの…?」とショックを受けられているパターンもよく見られます…。
旦那様に口止めされている以上、不動産屋から奥様にお伝えすることができませんし、電話1本かけるにもかなり気を遣います…😅
借金のことは、人にはまず言えないと思います。
かく言う私も借金を抱えて結婚し、旦那にその借金を全て支払って貰いました💦
(その後、旦那に借りた分は返しましたが💦)
しかし、住宅ローンの審査で思いも寄らない借金が突如明るみになると、パートナーをひどく動揺させてしまいます💦
借金の程度によっては、離婚にも発展しかねない問題です💦
ですので、家を買いに来る前に、あらかじめ、自分たちの経済状況について話し合っておくことをオススメします😊
借金はどこまで調査される?
例えば、
クレジットの毎月の返済額は?
公共料金や携帯料金の支払いは?
奨学金などの返済は?
家の買い替えの場合、残っているローンは?
カーローンなど他のローンは?
離婚等による慰謝料や養育費の支払いは?
など…。
これらに当てはまるから即刻ローンに落ちるという訳ではありませんが、返済額が収入と見合ってないとなると、住宅ローンの審査が難しくなります💦
また、これらの返済を滞納している場合、住宅ローンの審査は致命的になります💦
住宅ローンに申し込んだ時に、携帯料金やクレジットカード等の履歴も細かく調べあげるんです💦
そして、滞納が何ヶ月も続き、ブラックリストに乗ってしまうと、それが解除されるまでの何年間かは住宅ローンの審査に通りません😓
気をつけて頂きたいのが、振替口座の残高不足で返済ができなかった場合でも、滞納の履歴がついてしまうんです💦
(すぐに気が付いてお金を支払えば大丈夫みたいですが…。)
携帯の料金なんかは「口座に残ってなかったー!」ってことはよくありがちです💦
(私も貧乏時代はよくやりました…)
なので、毎月しっかり支払いができているか、日頃から確認しておきましょう❗️
給与等の振込口座と、生活費等の引落し口座を分けている場合は特に注意が必要です。
ちなみに、審査に通った後に申告をしていない借金が発覚した場合、住宅ローン契約が白紙になる可能性があります❗️
住宅ローンの本申込をする前に事前審査をするかと思いますので、その際に全ての返済をしっかり申告するようにしましょう✨
次回、引き続きマイホーム購入のトラブル!
今回は、主に住宅ローンについてのトラブルをご紹介しました。
ご高齢の方が多く買いに来る物件ですと、キャッシュで返済される方も多いですが、若い世代はやはり住宅ローンを申込まれます。
住宅ローンに申込む際、多くの場合、団体信用生命保険に加入するかと思いますが、これに加入していれば、ローンをメインで支払う人が返済期間中に事故や病気などで亡くなっても、遺族は住宅ローンの支払いを免除されるという制度があります。
詳しくはこちらをご覧ください👇
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なので、若い人はみなさん住宅ローンの申込みをされるんですね✨
ですが、住宅ローンや団体信用生命保険には厳しい審査があります。
住宅ローンを申込む時に「予想外の借金があった!」なんて、マイホームどころではなくなってしまいます(^^;;
まずご夫婦、ご家族でお金のことを話し合っておきましょう✨
ご家庭のお金のことは、不動産屋さんにはどうしようもできません💦
本人たちで解決して頂かなければならないのです💦
では、次回も引き続き、マイホーム購入でよくありがちなトラブルについてご紹介します🎶