こんにちは🤗
昨今、コロナ流行による在宅ワークの増加で、不動産の購入をする人が増えているようです。
通勤の必要がなくなることにより、都心よりも離れた価格の安い物件が人気であると聞きます✨
私の周りでも家を購入している人が増えています。
また、私が不動産で勤務していた時も、20代で家を買いに来ている人も多くいました。
しかし、私が感じてしまうのは、「本当に自分でしっかり考えて家を購入しているのか?」ということです❗️
特に若い人ですと、
「早いうちに家を買ったほうがいいって聞いたから!」
「親に家は早めに買えって言われたから!」
「周りの友達がみんな家を買っているから!」
と言った理由で家を購入しようとしている人が多い気がします(^^;;
また、「安い物件だから!」で購入を決めてしまう人や、「絶対戸建がいい!」というこだわりが強すぎて周りが見えなくなってしまう人もいます💦
しっかり検討せずに家を購入して後々に重大な問題に直面し、家の購入自体を後悔している人が多いことも残念ながら事実です💦
購入してから家を売却しようとしても、売れなかったり、価格が買った時より大幅に下落していたり…。
住宅ローンの返済が厳しいあまり、夜逃げしたなんてケースもありました💦
今回は、私の宅地建物取引士の知識や不動産業界での勤務経験を元に、マイホームを購入する時に多くの人が陥ってしまう間違いについて書いていきます✨
後悔のしない不動産購入をするためにも是非知って頂きたいです❗️
マイホーム購入時にやってはいけない3つのパターン
①周囲の「家を買うなら早い方がいい」に惑わされる
私の周りのママ友たちはマイホームを購入する人が増えています。
が、家を購入したり、検討しているママ友たちがみんな口々に「家は早いうちに買っておいた方がいいって言われた!」と言うのです。
んん〜?確かに家を買うなら早い方がいいって言われてるしそう思うけど…
なんで家を買うのは早い方がいいのかちゃんと理由知ってるのか〜(^^;;??
急いで買えってことじゃないぞ〜?
「ちゃんと自分で考えてる?」と疑問を抱かずにはいられません💦
どうして家の購入は早い方がいいと言われているのか、その理由はこちらで詳しく書いております👇
syakaijinwointaishimasu.hatenablog.com
他にも、「親に早めに買えって言われた」とか「友人に言われた」という理由で不動産屋に来るお客様も多いんですよね💦
経済力もまだついていない若い人で、奥様が無収入だったり育休中だったり、貯金も全くなく、車をローンで買って、クレジットの返済もあって…
「なんで今の状態で家買おうと思ったんだ!?」と突っ込みたくなりますが、そんな人が家を買いに来ることが多いのも事実です💦
このケースのだいたいは周囲の人に「家は早めに買え」と言われたからなんですね…😓
このような人たちは、住宅ローンをあてにしていることも多いです💦
これも、親や周囲の人に「お金は銀行が貸してくれるから!」とか言われたのでしょう…💦
しかし、住宅ローンの審査はそんなに甘くありません💦
このような人の多くが、「返済能力がない」と見なされ銀行に断られています💦
また、会社の住宅補助(家賃補助や社宅・寮)を利用している人で、まだ住宅補助の期限が残っているのに家を買いに来るお客様もいます。
もちろん、住宅補助を打ち切ってでも早く家を買う事情(年齢など)があるのかもしれません。
しかし正直、不動産屋の従業員からしたら「なぜ今?」といった感じです💦
賃貸に住んでいる場合、家賃をいくら払ってもその物件は自分のものになりません。
ですので、会社が住宅補助(家賃補助や社宅・寮)をすることによって生活をサポートします。
ですが、これが持ち家になってしまうと、住宅ローンの月々の支払いはありますが、自分がお金を払えば払うほど、その物件は自分の資産となります✨
当然かもしれませんが、自分の所有物になるものに対して会社からの補助なんてありませんよね(^^;;
住宅補助の期限の途中でマイホームを購入した場合、「持ち家になりました」と会社に申告しなければなりません❗️
そして、持ち家になったら住宅補助は打ち切りになるでしょう。
(会社によっては、持ち家でも2〜3万ほどの住宅ローン補助をしてくれるケースもあります✨)
なので、会社からの住宅補助がある場合、住宅補助の程度や金額によりますが、期限までは住宅補助を利用して貯金をし、期限が切れるタイミングで家を購入するパターンもアリなのです🎶
「家は早く買え!」に惑わされて、この方法を知らずに買いに来る人が結構います…💦
詳しくはこちらの記事でお話ししております👇
syakaijinwointaishimasu.hatenablog.com
家の購入は、他の買い物とは違います。
価格も大きくて返済できるかビビります💦
だからこそ、周囲の人の個人的な意見に惑わされてしまいます💦
特に、最も影響されやすいのが親の言葉です❗️
親に「家を買え」って言われたから買いに来た、逆に「買うのを辞めろ」と言われたから家の購入を辞めたなんて人があまりにも多い…
不動産で働いていた時、家を検討している本人ではなく、その親や友人が代わって電話をかけて来たり、販売所に押しかけて苦情を言いに来ることも頻繁にありました💦
(ちなみに購入しようとしている本人は未成年ではなく、そこそこ社会人経験のある立派な大人です…)
その家に住むのは誰ですか?
親でも、友人でも、不動産屋でもありません。
自分以外、誰もいません。
家を買うことは、想像以上に大きな覚悟が必要かもしれません。
ですが、だからと言って他の人に判断を任せるのはNGです💦
自分でしっかり考えることを放棄しないようにしましょう✨
②安い物件に飛びつく
私には、旦那様の会社の住宅補助で生活をしている若い女性の友人Bさんがいました。
ある時、そのBさんから家を購入したと報告を受けました。
詳しい話を聞いたところ、正直、「なんでそんな家を今買ったんだ!?」と思ってしまいました…💦
首都圏内ではありますが、主要駅に行くにも困難で、家の近くに交通機関や商業施設がなく、最寄駅の路線は1本しかなく、駅に行くにも買い物も車が必須です。
旦那様は在宅での仕事が難しいのに、通勤が以前よりも面倒になってしまうようです💦
また、車の運転は旦那様しかできないようで、専業主婦で2人の幼い子供の子育てをしているBさんが平日にどこかへ出かけるとなるとかなり不便でしょう💦
もちろん、Bさんにとってはベストな条件の家だったのかもしれません。
しかし…
今は車があっても、老後に運転ができなくなった時はどうするつもりなんだ…?
もうこの家、売却したいと思っても多分売れないぞ…?
というか、住宅補助が出る期間がまだ残ってるよね…?
持ち家になるともう補助は出ないけど大丈夫なのか…?
住宅補助を打ち切ってまで急いで買わなきゃいけない家だったのか…?
という疑問がどうしても湧いてしまいました💦
詳しくはわかりませんが、購入した家はおそらく5千万〜6千万ほど。
首都圏の注文住宅の戸建の値段と考えると、妥当か比較的安い方かと思います。
しかし、5千万〜6千万あればもっと選択肢があったのでは…?と、もったいなく感じてしまいます(^^;;
旦那様もBさんも地方出身で首都圏の土地勘がなかったことも考えられますが、一番は戸建を安い値段で買えるという点だけで購入してしまったと考えられます。
「安さ」に飛びつくのはかなり危険です💦
不動産というのは価格が下がっていく一方です。
将来家を買い換えたいと思っても、人気のエリアだったり、再開発の進んでいる土地、駅近などの立地条件ではない限り、購入価格より3分の1、5分の1、10分の1も下落してしまうことがほとんどかと思います😓
立地条件が良いとされる物件でも、価格が下落しない保証なんてありません。
購入価格と売却価格がトントンであればラッキーくらいに思っておいた方がいいかもしれませんね💦
詳しくはこちらの記事をご覧ください👇
syakaijinwointaishimasu.hatenablog.com
また、不動産の査定・売却のプロを頼ることも大切です👇
苦労して住宅ローンを返済したのに、価格が大幅に下落…なんてショックが大きいですよね😓
もちろん色々と考えて購入しているとは思いますが、Bさんの場合は「焦って家を買っちゃってない?」という感じが否めません💦
「今家を買わなくてもいいんじゃないかな?」
「住宅補助を期限まで利用すれば貯金もできるし、とりあえず今は子育てにお金を使って、30代になって経済力が付けば買える家の選択肢も増えるんじゃ?」
と思えて仕方ありません💦
決して価格が高いから良い物件、安いから悪い物件と言っているわけではありません。
しかし、設定されている価格には、それ相応の理由があることを忘れないで頂きたいです✨
③こだわりが強いあまり他のことが見えなくなる
上記の友人Bさんに、「どうして戸建にしたの?」と聞いてみると、「5千万〜6千万出してマンション買うんだったら戸建の方がよくない!?」と言われました。
えっと〜…。何を基準に「いい」と言っているんだ(^^;;?
確かに広さとかで言ったら戸建の方が広いし、それは一理あるけど…。
5千万〜6千万あったら人気エリアの駅近でマンションが買えるし…。
無理のある立地条件で戸建にするくらいならマンションにした方がいいとも言えるんだけどな…(^^;;
戸建にこだわり過ぎてなんか色々見えてなくない?
Bさんの場合、地元では戸建が当たり前の地域で、しかも地元の友人たちはみんなマイホームを購入していました(しかも首都圏の半分の価格だそうです)。
その焦りもあったのかもしれません💦
ですが、戸建には戸建の良さが、マンションにはマンションの良さがあります✨
それを知ろうとせずに、最初から選択肢を絞ってしまうと、自分のニーズに対応できないこともあります💦
詳しくはこちらの記事でお話ししております👇
syakaijinwointaishimasu.hatenablog.com
家のニーズは一個人や家族によって異なり、一概に「これがいい家の条件!」とは言えないのです❗️
視野を広く持って家選びをしましょう✨
ワークスタイルや宅配サービスの検討も!
例えば、通勤が必要な仕事ですと、職場と家の立地が大きく影響してしまいます💦
マイホーム購入の選択肢を増やすために、在宅ワークやスキマ時間のお仕事も視野に入れてみてはいかがでしょう🤗?
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また、「商業施設の近くの物件が難しい」「買い物の足がない」といった場合は、宅配サービスを利用しましょう😊
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次回、恐るべきは無知であること!
いかがでしたか?
不動産を選ぶときに、個人的な意見に振り回されたり、自分のこだわりを過信するのは本当に危険です❗️
住宅購入の流れがわからない場合は、こちらのようなアドバイザーを活用して賢いマイホーム選びをしましょう✨
次回の記事はこの続きを。
不動産の購入で一番危険なことは、無知であることです❗️
後悔のしないマイホーム選びのために、勉強して正しい知識を身に付けましょう🎶