社会人を引退します。 ぶうちゃん、社会人劣等生の日々

就労で苦しむ人の味方をしたい社会福祉士のブログ。

【社会復帰までの道のり…。】会社に行けないのはなぜ?「社会人」が怖い!ちゃんとした社会人になれない…。

こんにちは✨

このカテゴリーの記事では、私の経験から、社会で心が疲れてしまった人の味方をしたいと思い、書いております✨

 

病気になって会社を休んだ私は、病気が回復しても、会社や会社の人間関係に拒否反応が出てしまいました💦

そして会社に向かうことができず、もうしばらく会社を休むことにしました…😰

 

しかし、生活をするには働かなければなりません❗️

 

何より、このまま私は会社に行けなくなってしまって、社会との繋がりがなくなってしまうのがとても恐ろしかったのです…

 

ここからの記事は、そんな私がどのようにして日常生活を取り戻したのかをお話ししたいと思います✊

社会復帰を果たすまで、長い長い道のりにはなりますが、お付き合い頂けると嬉しいです…🙇‍♀️💦

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フリー写真素材ぱくたそ

 

 

なぜ、会社に行けなくなってしまったのか?

ここで、どうして病気が回復したにも関わらず、私が会社に行けないのかを考えてみました。

それは、「社会人」が怖かったのです。

 

どうして「怖い」と感じるようになってしまったのか、今までの経験を簡単にお話しします👇

 

「上手く流すのも社会人のスキルだから。」

ある会社に勤めていた当時、私は営業をしていました。

配属されていた部署の上司が、特定の部下に対して、人格や存在自体を否定するような言葉を、毎日のように怒鳴って言っている方でした。

決まって、入ったばかりの私でした。

 

「お前の歩き方、パタパタうるさいんだよ!」なんてことを言われてました💦

 

同じ部署の他の先輩たちも、新人の頃は同じことをされ、辛い思いをされていました。

その分、「もうあんな立場にはなりたくない。」という思いが強かったようで、あまりこの件については関わりたくないという様子が伺えました…。

 

また次の新人が入れば、自分はターゲットから抜け出せるし、意味もなく傷つけられることもなくなり、その上司とも良好な関係になれたかと思います。

だからそのままにしておけばいい、先輩たちはそう思っていたのでしょう。

何度相談しても、誰に相談しても、話を流されてばかりでした💦

  

そして、先輩たちによく言われたのは「上手く流しなよ。流すのも社会人のスキルだから。」と言われました。

おそらく、自分を守るために、人の面倒事には関わらないようにするという意味だったのではないかと思います。

 

結局、私はそのようになる道を選びませんでした。つまり退職を決意しました。

 

もちろん、嫌なことがあっても割り切って仕事をするというスキルは社会人として必要だとは思います。

しかし、何だか流してはいけないようなことまで「流せ」と言われているようで、とても違和感を感じました。

 

 私は、「おかしい」ことに何かと理由をつけて見ないようにしたくない、ちゃんと自分で考えたい、という思いが捨て切れなかったのです。

  

ただ、先輩は大激怒❗️「逃げようとしている」と思われたようです。

私が退職すると知らされてすぐ、先輩から電話がかかってきて、怒りをぶちまけられたこともありました…。

ここで私が辞めてしまったら、その先輩や他の人がターゲットになってしまう可能性がありますから…😓

そうなってしまったら非常に申し訳ない、私が辞めない方がいいのではと何度も考えました。

しかし、私は決意を変えることはしませんでした。もう限界だったのです…。

 

「社会人として当然」

この会社で事務職として働いていた当時、私は20代前半でした。

会社の人も、ここまで若い人が入ったのは初めてらしく、どう接して良いのか戸惑っていた部分があるようでした。

 

ですので、先輩たちからすると、「教えてあげなきゃ!」という気持ちが強かったんだと思います。

そこで毎日言われていたのが「社会人として当然」という言葉でした。

 

もちろん、実際に社会人として私はまだまだ未熟であったと思います。

最初は丁寧に教えてくださり、「教えてあげたい」というお気持ちが伝わりました。

 

しかし次第に、仕事とは関係のない理由で

私の出勤時間や定時、お昼休憩中の過ごし方まで注意を受けるようになりました。

 

例えば、私はお昼休みに本が読みたかったので、一人でお昼を取っていました。

そうすると、「どうして一人でお昼食べてるの?お昼は会議室でみんなで集まって食べてる人もいるんだから、あなたもお昼はそこに入って食べなさい。みんなと歩み寄ろうとしなさい。社会人として当然でしょう。」

と、休憩中の私をわざわざ呼び来たのです💦

 

こんなことが続くうちに「それは本当に社会人として必要なことなの?」と感じるようになりました。

 

ですので、先輩たちの「社会人として当然」という言葉が信じられなくなっていきました。

仕事に関係のないことでも自分の言うことを聞かせるため、自分の存在に権威を持たせるために言っているのではないかと思えてしまったのです。

そして、日に日に私への態度も仕事に関係なく厳しくなり、また仕事以外の部分で傷つくことを言われるようになりました。

 

話を聞くと言ってくださった他の先輩に相談してみても、やはり、

「あなたが社会人としてできてないからこうなっている」と逆にお叱りを受けてしまいました💦

(実際その通りな部分もあるかと思いますが…😅先輩としては「もどかしい」という思いが強かったのかもしれません💧)

 

ちゃんとした社会人にならなきゃ…周囲の評価に怯える毎日…

このような経験から、私にとって「社会人」は恐怖の存在となりました。

 

上記の会社で働いている最中も、

「人と衝突しないように」「波風立てないように」と細心の注意を払ってはいたものの、それでも上手くいきません…。

 

ちゃんとした「社会人」になることができず、次第に見ず知らずの人に対しても

「みんなどうせ私の悪口を言ってるんでしょ…。」

と思ってしまうようになりました。

 

そして、「自分はダメな人間だ…」と思い込むと、本当に仕事ができなくなってしまいますね 😓

普段やらないようなミスが増えたり、自分がやらなきゃいけない業務に気づかなかったり…。

もともと仕事がすごいできる訳ではなかったのですが、今までできていた仕事がどんどん手のひらからこぼれ落ちていく感覚でした。

最後の方は、会社に行っても仕事がない、やる気もない、誰とも関わる気がない抜け殻の人間になっていました…💦

  

ここで一番、伝えたいこと。そして次回からは…

ここまで書きましたが、

決して、私を傷つけた人たちに仕返しをしてやろうとは思っていません❗️

むしろ私にとって経験という大きな武器を与えてくれたと思っていますし、

今思うと、その人たちを自分がもっと信じて受け入れてあげられたかもしれないと思っています。

 

しかし、私は決して聖人君子なんかじゃないので笑💧

当時はそんな余裕なんかなく、自分が辛い思いをしていることで頭がいっぱいです😅

でも、辛くて仕方のないときは、それで頭がいっぱいでいいんです❣️

 

私が一番伝えたいことは、人間関係で悩んでいたり、大きな課題があっても、それをサポートしたりケアしたりするシステムが、社会にはまだまだ少ないということです。

 

周囲からしても、助けたいけど、どう助ければいいのかわからないという場合がほとんどかと思います💦

 

そのような場合にどんな対応をすれば良いのか、今後の記事で、私の経験談を通して書いていこうと思っております✨

 

次回は、再び社会へ戻るため、私に必要だったことを書いていきます🎶

ではまた🌟