こんにちは🌟
このカテゴリー記事では、
知的障害者・障害児福祉についての記事を書いていこうと思います🤗♬
私は学生時代、知的障害者福祉を学んでおりました。
そこで、もっと障害者への支援が多様なものになれば良いなと思い、この記事を書いていこうと思いました✨
主に、障害者の就労についてと、障害児についてをメインで書いていきたいと思います❣️
そしてこの記事では、障害者の就労について書いていきます🎶
私は、いくつかの障害者の就労支援施設を見てきて、さらに短期間の実務の経験があります。
障害をお持ちの方がこちらに通い、お仕事をされるという施設です⭐️
その時の経験も書いていきたいと思います✊
現代は、障害者の社会進出の動きが大きくなっている時代です❗️
が、まずは障害者について、ざっくりですが知って頂ければと思います❣️
どのような生活をしているのか少しだけ覗いてみましょう✨
障害者とは?
「障害」というのは、大きく3つに分けられるとされています。
「身体障害」「知的障害」「精神障害」です。
身体障害とは?
ざっくりご説明しますと、身体機能の障害です。
身体が自分の思うように動かすことができないといったことで、生まれつきであったり、事故や病気によるもの、高齢によるものなどが身体障害にあたります。
身体障害を抱える人の多くは高齢者になります。
高齢者の場合、転倒などで大怪我をしてしまう恐れもあり、移動における支援が必要となります。
その場合、車椅子や杖、歩行器などの道具の使用や、自宅のリフォーム(スロープやエレベーター、手すりを付けたり、お風呂場や脱衣所の改良など)が必要になります。
精神障害とは?
精神疾患とも言われます。
例えば、うつ病、気分障害、神経症性障害、統合失調症、依存症などなど…。
また認知症も種類によってはこの精神障害に含まれるものもあるようです。
人間関係など過剰なストレスが原因となり精神障害を抱える人も多く、その場合は就職や再就職が困難なこともあります💦
障害者が期間を定めて就職に必要な支援や自立訓練を行うサービスを就労移行支援と言いますが、就労移行支援の利用が最も多いのが精神障害者です。
知的障害者について
皆様は、知的障害者のことをどれくらいご存知でしょうか?
おそらく、身近に障害をお持ちの方がいらっしゃる場合でないと、大体の人が障害者との関わりがないかと思います。
私も大学に入るまでは、小学校の保健室の隣にあった特別支援学級に障害をお持ちのお子様が通っていたことくらいしか関わりがありませんでした。
知的障害とは?
知的障害とは、以下のようなものです👇
1 知的障害
「知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、日常生活に支障が生じているため、何らかの特別の援助を必要とする状態にあるもの」と定義した。
(後略)
出典:厚生労働省 知的障害児(者)基礎調査:調査の結果
調査の結果 用語の解説
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/101-1c.html
(2020年5月21日閲覧)
知的障害の中にも、さらに様々な障害の種類分けがされています。
皆様も聞いたことがあるのは、発達障害ではないでしょうか?
発達障害も、知的障害の一つになります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください👇
syakaijinwointaishimasu.hatenablog.com
どんな人たち?
知的障害は、その人の個性でもあります。
ですので、一概に「こんな人」とは言えないのです…💦
寝たきりの状態であったり、また障害の種類によっては外見で障害をお持ちだとわかる方もいらっしゃいます。
しかし、多くの場合、一見しただけでは健常者(障害のない人)と区別がつきません。
また、障害をお持ちのお子さまであれば言葉が喋れないケースも多いのですが、言葉は訓練次第で話せるようになる場合もあります。
私が見てきた就労支援施設の障害者も、言葉を喋っている方が多く、挨拶したり、自分の欲しいものを伝えたりしています🤗✨
私が見てきたいくつかの就労支援施設の障害者を見てみると、言葉は話せるが、人と会話をする際のキャッチボールだったり、会話の間や空気を読んだりなどの能力に課題がある方が多いように思いました。
例えば、一方的に自分の話をしてしまったり、相手が去ろうとしているのに話を続けたりといったことですね❗️
大人の発達障害者の場合、仕事は他の人と同じようにできても、コミュニケーションなどに課題を抱えていて、生きづらさを感じている人も多いです💦
例えば、人との距離感がわからない、じっとしてられず挙動不審、場にあった服装がわからないなどがあります。
就労移行支援を利用する発達障害者は、精神障害者の次に多いです。
介助が必要な障害者の日常生活は?
普段、障害者とあまり関わりがない方は、ここが見えないかと思います。
障害をお持ちの方で、一番多いのは両親・家族と暮らしている場合かと思います。
しかし、生活の選択肢はそれだけではないんです❣️
簡単にですがご説明します👇✨
自宅での介助
食事や排泄、着替え、入浴などの日常生活に介助が必要な場合は、ヘルパーさんを自宅に呼んで介助をお願いするサービスがあります。
施設での介助
施設において必要な生活の介助を受けるサービスです。
それだけでなく、日中活動も行います🌟
朝に施設に来て夕方に自宅へ帰る通所の場合と、施設に入所する場合、さらに短期間だけ施設に入所する場合(ショートステイ)などがあります。
移動の介助
知的障害により、移動に危険が伴う場合の介助(行動援護)や、身体や視覚に障害がある方の移動の介助(同行援護)のことです。
病院等施設での介助
医療が必要な方への生活の介助を行うサービスです。
障害者も社会の一員として自立した生活を!
近年では、障害者の生活が凄まじく変化しているようです✨
重要なのが、障害者の社会進出です❗️
障害者だからといって、差別せず、逆に特別扱いしたりせず、社会で生きる一員として、他の人となんら変わらない生活を送ろう!というノーマライゼーションの考え方が広まっています✨
(もちろん、その障害の特性に対して援助は必要です。)
これにより、障害をお持ちの方も自立した社会生活を送ろう❗️となり、障害者の自立を支援するサービスが生み出されました😍
障害者福祉が進んでいる現代においてもなお、私が小学校以来障害者の方と関わりがなかったように、健常者(障害のない人)と障害者が関わる機会がなかなかありません…💦
大人になっても、お互いにどのように接していいのかわからないことが多くなっています💦
そのため、「障害者」と聞いただけで、その方の持つ個性や能力が見えなくなってしまい、差別や過剰な特別扱いなどに繋がる可能性があります…。
しかし、健常者も障害者も、大人も子供も、男性も女性も、若い人も高齢者も、それぞれ必要な支援を受けながら、同じ社会の一員として認め合って生きていけることが、現代社会に求められているのです✨
自立支援の一つとして、グループホームをご紹介します👇✨
グループホーム とは?
グループホームは、いわばシェアルームのことです💕
複数の障害者が生活空間を共有して生活をする場所です。
私が見てきた就労支援施設を利用している障害者の方は、ご両親と住んでいる方もいらっしゃいますが、多くはグループホームに住んでいる方でした♬
一度、いくつかのグループホームを見学させていただきましたが、1つの部屋を4人くらいでシェアしていました。
それぞれに個室があり、キッチンとリビング、ダイニングは共有です。
広くて綺麗なキッチンでした❣️✨
障害者をサポートする職員(支援スタッフ)が配置されていました。
日常生活は基本的に自分で行い、ご飯は日替わりで担当を変えて、買い出しから作るまで自分たちでやります✨
そして、みんなでテーブルを囲んで食べていました🤗
その他の時間は、みんなでテレビを見たり、支援スタッフ含めソファで雑談しながらくつろいだり、また休日は同じ部屋のみんなで遊びに行ったりしていました💕
もちろん、支援が必要な場面もありますが、それ以外は私たちのシェアルームとなんら変わりのない生活がそこにはありました🎶
「障害者はどうやって就労する?」についての記事も!
今回の記事では、ざっくりとでしたが、まずは障害をお持ちの方がどのように生活をしているのかを知って頂きたく、このような記事にさせて頂きました♬
そして、今の時代では、障害者の社会進出が重要とされていることも知って頂ければと思います😊
ちなみに、障害者福祉のお仕事を生の情報満載 介護・福祉の転職サイト『介護JJ』 で探すことができます🎶
障害者の生活を支援したいとお考えの方は是非ご参考にしてください💖
こちらでは障害者はどうやって就労するのか?ということを書いています✨
私の経験も踏まえながらお話しております❣️
是非読んでみてください🎶
syakaijinwointaishimasu.hatenablog.com
補足♬
たまに、福祉の業界では「障がい者」や「障碍者」と表記されていることがあります。
読み方は「しょうがいしゃ」のままです。
これは、「障害者」の表記の場合、人に対して「害」の字を使用するのが良くないという考え方から、表記を変えているんです🤗✨
決して変換ミスや誤字ではありません❗️
あくまで福祉の世界で使用している専門用語的なものなので、この記事では皆様が不思議に思われないよう、「障害者」と表記させて頂きました。